第13回 中四国臨床工学会
大会長 藤原 弘昌
一般社団法人 鳥取県臨床工学技士会 会長
鳥取市立病院 臨床工学部
この度、「第13回 中四国臨床工学会」を2022年10月28日(土)~29日(日)にかけて、鳥取県米子市にあります「米子コンベンションセンターBiG SHiP」にて開催いたします。2020年に第10回の鳥取大会開催へ向け準備を進めていたところ、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止を余儀なくされてしまいました。この度、改めて第13回を鳥取大会として開催する機会を与えて頂きました、中四国臨床工学技士会連絡協議会の皆様をはじめ関係各位の皆様方に心より御礼申し上げます。
さて、本大会のテーマは「臨床工学のSDGs ~わたしたちができること~」とさせて頂きました。持続可能な開発目標SDGsは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標として17のゴール・169のターゲットから構成されていますが、これらの目標の多くは、我々臨床工学の各領域における目標や課題として置き換えて考えることが出来るものです。「地域間格差のない医療」、「質の高い教育」、「ジェンダー平等」、「働きがい」や「医工連携」など、変革する医療環境の中で臨床工学技士がさらに発展・活躍していくために、我々はどう在るべきか、今後どのような取り組みが必要なのかを参加者の皆様と一緒に考える場としていきたいと存じます。
新型コロナウイル感染症の推移につきましては見通すことが困難な状況ではありますが、本大会は感染予防に配慮しながら対面形式での開催に向けて調整しております。本学会が皆様の学術技能研鑽と日常診療に役立つものとなるよう、また、最前線で活躍する若手・中堅技士や将来を担う学生たちとの交流・人材育成の場として臨床工学の発展につながる有意義な大会となるよう、実行委員を中心に鳥取県臨床工学技士会の総力を挙げて準備を進めてまいります。引き続き、中四国臨床工学技士会連絡協議会の皆様ならびに各県会員の皆様方にはご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
米子市は鳥取県西部に位置し、国立公園大山を仰ぎ日本海に寄り添うロケーションに、弓ヶ浜半島の東端には山陰有数の皆生温泉が湧き、観光やグルメなど皆様にきっと楽しんで頂くことのできる魅力のある地域です。まずは新型コロナウイルス感染症の状況改善を切に願いながら、是非、当日は米子市に足をお運びくださり多くの皆様にご参加いただけますよう心よりお待ちしております。